2021-04-13 第204回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
今までも様々な、野生イノシシに対する経口ワクチン等対策してきたと思いますけれども、これまでの効果はどう評価されているのか、課題は何なのか、今後の対策も含めて教えてください。
今までも様々な、野生イノシシに対する経口ワクチン等対策してきたと思いますけれども、これまでの効果はどう評価されているのか、課題は何なのか、今後の対策も含めて教えてください。
それからもう一つ、経口ワクチンの散布でございます。二〇一九年の三月から始めておりまして、二〇二一年の三月までに約百万個を散布しております。この経口ワクチンにつきましては、イノシシの抗体率を高める、言わば集団免疫をつくるということで実施をしておりまして、やはりまき続けていくということがこの集団免疫をつくるために非常に重要だというふうに思っております。
イノシシ対策につきましては、捕獲の強化、それから経口ワクチンの散布といった野生イノシシ対策を今年度も引き続き着実に実施してまいりたいというふうに考えております。
農林水産省としましては、まず、風評被害が生じないように、経口ワクチンを接種したイノシシ肉の安全性について広く周知を行うとともに、処理加工施設においても、感染確認区域でも可能な限りジビエ利用ができるように、鳥獣対策交付金によりまして、感染区域の外からイノシシを搬入するための保冷車の導入ですとか輸送にかかる経費、あるいは、鹿の利用拡大に必要な処理加工施設の改修ですとか解体処理技術の習得、商品開発また販路
動き回って感染源になっている野生イノシシに対して、その発生地域を囲い込むいわゆるワクチンベルトに経口ワクチン入りの餌を散布する対策などをとっていますけれども、このベルトの外側へ感染域がやはり広がってしまって、その都度ベルトを修正して、またこの対応に当たっている。ややイタチごっこのような形になってしまっていると思います。
家畜伝染病予防法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 平成三十年九月以降、国内における豚熱の発生を受け、農林水産省は、都道府県や関係省庁と連携し、防疫の基本となる飼養衛生管理の徹底、予防的ワクチンの接種、野生イノシシの捕獲強化や経口ワクチン散布等を行い、豚熱の封じ込めに向けて対策を講じてきたところである。
今般の家伝法改正によりましては、野生動物における悪性伝染性疾病の蔓延防止を図るための措置として、野生動物への経口ワクチン散布やウイルスの浸潤状況調査等の措置を法に位置付けまして、国が本来果たすべき役割に係る法定受託事務としたところでございます。
今般のCSFは野生イノシシを介して感染が拡大をしておりますので、経口ワクチンの散布によりまして野生イノシシへの抗体付与を進めるとともに、捕獲の強化による個体数の削減に取り組んでおるところでございます。 経口ワクチンの効果につきましては、昨年三月より散布を始めた岐阜県、愛知県等において、散布回数が増えるとともに抗体保有率が上昇する傾向が確認がされております。
こういう中、野生イノシシに対するCSFの経口ワクチンをいわゆる散布している経験というのがヨーロッパのドイツにございました。そのヨーロッパの経験等を踏まえまして、昨年の三月以降、実証的という形で経口ワクチンの散布を岐阜、愛知から始めたところでございます。
第四に、野生動物における悪性伝染性疾病の蔓延防止措置として、野生動物における悪性伝染性疾病の浸潤状況調査、経口ワクチン散布等を法に位置付けるとともに、野生動物で悪性伝染性疾病の感染が確認された場合にも、発見された場所等の消毒や通行制限、周辺農場等に対する家畜の移動制限、飼料業者、運送業者等の関連事業者に対する倉庫、車両の消毒などの病原体拡散防止措置を実施できるよう措置することとしております。
これは、やはり現場で飼養衛生管理の基準をしっかり守っていただくことがまず一義的に必要ですし、ワクチンの効果については、経口ワクチンも、それから接種するワクチンについても効果が出ていることは今局長から説明したとおりでありますけれども、それでも一〇〇%ではないということでありますから、常に緊張感を持ってやらなければなりませんが、しかし、沖縄がもう少しで移動制限が切れますので、そうなると、全頭でワクチンが
しかしながら、全ての豚が十分な免疫を得るということでは当然ワクチンはございませんので、引き続き、防疫の基本であります飼養衛生管理の徹底、それから捕獲強化、経口ワクチンといった野生イノシシ対策を進めているところでございます。 それから、野生イノシシの経口ワクチンの効果についてでございます。 これにつきましては、昨年の三月に、まず岐阜と愛知で散布を開始したところでございます。
家畜伝染病予防法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 平成三十年九月以降、国内における豚熱の発生を受け、農林水産省は、都道府県や関係省庁と連携し、防疫の基本となる飼養衛生管理の徹底、予防的ワクチンの接種、野生イノシシの捕獲強化や経口ワクチン散布等を行い、豚熱の封じ込めに向けて対策を講じてきたところである。
また、予防的ワクチンにより豚への免疫が付与されたことで感染リスクが下がったと考えられますけれども、防疫の基本であります飼養衛生管理の徹底、あるいはまたイノシシの捕獲強化や経口ワクチンの散布といった野生イノシシ対策が都道府県、関係省庁、団体と連携を強化して対応をしてきているところでもありますし、これからも進めてまいりたいと思います。
○新井政府参考人 経口ワクチンは、野生イノシシにCSFの抗体を付与するということでございまして、ウイルスの拡散とさらなる感染防止を目指した重要な対策であるというふうに考えております。したがいまして、CSFの対策といたしましては、捕獲と並んで経口ワクチンの散布を位置づけているところでございます。
経口ワクチンの散布につきましては、その都度、専門家の検討委員会で、これからまく地域、それから今までの検証というのを行っております。 今御報告いたしましたとおり、専門家の検証によりますと、抗体保有率が、散布回数がふえるとともに上昇していることが確認をされているということですので、経口ワクチンには一定の効果があるというふうに評価をされているところでございます。
経口ワクチンにつきましては、昨年の春以降、発生した地域で主として散布を続けてまいりました。しかしながら、地域の拡大が見られましたので、九月、秋から、全国へのウイルスの拡散を防ぐため、捕獲の強化とあわせまして経口ワクチンを東西にベルト状に構築をするということを始めたところでございます。
CSFについては、その封じ込めに向け、都道府県や関係省庁と連携し、防疫の基本となる飼養衛生管理の徹底、予防的なワクチンの接種、野生イノシシの捕獲強化や経口ワクチン散布といった対策などにしっかりと取り組みます。 また、ASFにつきましては、アジア地域において急速に拡大し、我が国への侵入脅威が一段と高まっております。
第四に、野生動物における悪性伝染性疾病の蔓延防止措置として、野生動物における悪性伝染性疾病の浸潤状況調査、経口ワクチン散布等を法に位置づけるとともに、野生動物で悪性伝染性疾病の感染が発見された場合にも、発見された場所等の消毒や通行制限、周辺農場等に対する家畜の移動制限、飼料業者、運搬業者等の関連事業者に対する倉庫、車両の消毒などの病原体拡散防止措置を実施できるよう措置することとしております。
CSFについては、その封じ込めに向け、都道府県や関係省庁と連携し、防疫の基本となる飼養衛生管理の徹底、予防的ワクチンの接種、野生イノシシの捕獲強化や経口ワクチン散布といった対策などにしっかりと取り組みます。 また、ASFにつきましては、アジア地域において急速に拡大し、我が国への侵入脅威が一段と高まっております。
経口ワクチンにつきましても、通行制限といった野生動物に対する蔓延防止対策も、これまた法制化させていただこうと思っています。 その他いろいろ、まだたくさんありますけれども、これによる総合的な対策を講じることによって、ASFと戦っていきたいと思っています。今後もまたいろいろと御意見を賜る場面がたくさん出てくると思いますので、これからもまたよろしくお願いいたします。
ですから、先ほど、防衛大臣は離席になられましたけれども、大変申しわけないと思いながら、自衛隊の練度でないとなかなか経口ワクチンを空中散布できないという結論に達しましたので、隊務に支障がない範囲で御協力をお願いしているところでございます。
CSF発生以降、防疫の基本である飼養衛生管理の徹底、経口ワクチンの散布や捕獲強化といった野生イノシシ対策を繰り返し実施するとともに、早期出荷対策や野生動物の侵入防止柵の設置支援に加え、水際での検疫体制の強化など、それぞれの対応を講じておるところでございます。
また、経口ワクチン散布につきましては、昨年九月にワクチンベルトを構築したところでありますが、今後、更なるワクチンベルトの拡大を実施するとともに、防衛省の協力もいただきながら、空中散布などの効果的な散布方法により、対策を強化してまいります。 八ページ目をお願いします。 CSFの感染拡大を受け、防疫指針を改正し、昨年十月から予防的ワクチンの接種を開始いたしました。
また、経口ワクチン散布につきましては、昨年九月にワクチンベルトを構築したところでございますが、今後、さらなるワクチンベルトの拡大を実施するとともに、防衛省の協力もいただきながら、空中散布などの効果的な散布方法により対策を強化してまいります。 八ページ目をごらんください。 CSFの感染拡大を受け、防疫指針を改正し、昨年十月から予防的ワクチンの接種を開始いたしました。
最初は岐阜で発生して、その後拡大を続けていったわけでありますが、防衛省の御協力もいただいて、経口ワクチンを空中散布も含めて、ワクチンベルト帯を構築することによってそれ以上の感染拡大を防ごうという考えでおりましたが、海を隔てた沖縄で発生したことは非常に大きな衝撃でございました。
CSFについては、一刻も早い終息に向けて、引き続き、防疫の基本である飼養衛生管理の徹底、経口ワクチンの散布等の野生イノシシ対策、発生農家に対する補償や経営再開への支援策を講じるとともに、消費者への情報発信など、風評被害対策にもしっかりと取り組んでまいります。